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債務整理をすると住宅ローンや車のローンが組めなくなる?

債務整理を行う際に、気になるのは、財産の所有や整理後に新たなローンを組むことができるのか、といった点ではないでしょうか。

結論から言ってしまえば、債務整理の主要な3つの方法、すなわち「自己破産」「民事再生」「任意整理」のいずれでも、整理後しばらくの間はローンを組むことはできません。債務整理を行うと、その記録が信用情報機関に登録されます。新規の借り入れやローンの組成の際には、金融機関はこの信用情報機関を参照し、債務整理の記録を根拠として借り入れやローンの審査から落とすのです。

それでは、どれくらいの期間が経てば再びローンを組むことができるようになるのでしょうか。一般的には「7年程度」の期間が経過すれば信用情報機関は情報を保持しないため、ローンを組むことができるようになると言われています。しかし、この信用情報機関もいくつかの種類があるため、長い場合は10年程度になることもあります。

また、金融機関は、信用情報機関をあくまでも参考程度として見るため、現在の財産や収入の状況、また金融機関の性格によっては、この期間が過ぎていない場合でもローンを組むことが出来る場合もありますし、それほど大きくない商品の場合であれば、分割払いを認められるケースもあるようです。